ホーム>大割

大割

「大割」の製造過程

ふつう製材というと材木を1本まるごと台車にのせて板に挽くような大掛かりなものをいいますが、
南木曽ロクロで使う製材は材木を玉切りにしてあるので手で押す小さな台車しかありませんが各家に一台ずつあります。

大割
大割

製材の一番の仕事は材料の吟味になります。

割れ、節やクサリ等は目で見てわかりますが難しいのはクサリの後。
ここは木目は普通に見えますが1玉か2玉位木が弱くなっていて乾燥中にあかぎれをおこすことがあります。

目割れ。目割れというのは木の年輪にそって割れていることで材木を買う時に目で見てわかるのですが安く買えるので買ってしまします。しかし結局は製材にかけてみると一本ずっと割れが通っていて材木の4分の1は捨てることになることがあります。

玉切りにした材木のキズや節、割れなどを表と裏から結ぶ線を引き厚みがどれくらいの物が取れるかを考えます。ここで大事なのは厚みを決めることです、薄くても枚数を取ることにするのか厚い物でいくのか、ここで使う定規は厚みを出せるようにしてあります。

製材の一番の仕事は材料の吟味になります。
製材の一番の仕事は材料の吟味になります。

↓

最初は材木を立てに割る立挽きです。

ここは入った鋸を木が締め付けてくるので何回か押したり引いたりをしながらのこの通る道を大きくして割りますが大きな木やけやきになるとそれでも木が締め付けてきて製材のモーターが止まることもあります。そうならないように前取りに締め付けてくる前にくさびを打ってもらいます。

普通、立挽きは材木を半分に割りますが、昔は材木がもっと太く三方挽きというのをしました。三方挽きは無駄が多くでる引き方なので昔から先人たちが多くの挽き方を考えてきましたし今でも私たちも考えています。

最初は材木を立てに割る立挽きです。
普通、立挽きは材木を半分に割りますが、昔は材木がもっと太く三方挽きというのをしました

↓

次に横挽きになります。

立挽きをしてかまぼこのような形になった材木ののたを落とします。両のたを落としてから1ミリか2ミリほどに薄くつらを落とします。その落としたつらを曲げてみると小さな割れや傷がわかるので本体の方の割れや傷が取れるくらい厚く引きます。ここで割れや傷などを残してしまうと乾燥してから木が割れてくるので薄くつらを落とすのは何回も繰り返すことがあります。

次に横挽きになります。
立挽きをしてかまぼこのような形になった材木ののたを落とします。

↓

大割の最後はほしい材料の厚みを決めることです。

玉切りで材料の直径を決めて大割で厚みを決めます。

大割の最後はほしい材料の厚みを決めることです。
玉切りで材料の直径を決めて大割で厚みを決めます。
大割
大割